
新しい世紀を迎えた私たちにとって環境問題は、避けては通れない大きな問題となっています。その中でも熱帯林の減少や、種の絶滅による多様性の劣化など、自然環境の保全をめぐる諸問題が、重要な課題となってくることに疑問をはさむ余地はありません。
自然環境や生物の多様性を計る調査の基本となるもの、それは「種」です。「種」を正確に認識しなければ、自然環境の調査をすることはできません。これからの社会は、野生生物の「種」をきちんと認識できる人材が必要とされているのです。 しかしながら現実の学校教育を考えると、教科としての「理科」「生物」、とくに多様性の基本ともいうべき「種の概念」、「種の区別」などに関する教育が、質、量ともに減少している実態があります。
一般の人々にとって自然に対する知識をもつ機会が失われ、今後、生物の専門家や自然環境保全にたずさわろうとする人材の育成が危ぶまれる状況といえるでしょう。
「生物分類技能検定」は、こうした現状をふまえ、野生生物に関心のある人々を対象に、正しい分類の知識の向上を図り、調査や保全を担う明日の人材を育てるとともに、動物分類学や植物分類学の発展に寄与しようとするものです。
あわせて野生生物調査に関わる生物技術者の育成を図ることにより、今後の環境調査の精度の向上にも貢献したいと考えています。
財団法人 自然環境研究センター
| 1級 | [動物部門](専門分野:哺乳・爬虫・両生類、鳥類、魚類、昆虫類) |
|---|---|
| [植物部門] (専門分野:植物) | |
| [水圏生物部門](専門分野:浮遊生物、遊泳生物、底生生物) | |
| 2級 | [動物部門] |
| [植物部門] | |
| [水圏生物部門] | |
| 3級 | -部門を設けず- |
| 4級 | -部門を設けず- |
詳細説明についてはこちら受験を考えている方へ
学識経験者によって構成される検定委員会を設置しています。 検定委員会は検定委員および試験委員から成り、試験の実施と合否の判定を行います。
| 委員長 | 多紀保彦(自然環境研究センター顧問) |
|---|---|
| 委員 | 大場秀章(東京大学名誉教授) |
| 武田正倫(国立科学博物館名誉館員) | |
| 田中次郎(東京海洋大学教授) |
非公開
| 平成11年 | 生物分類技能検定 開始。2級(動物部門・植物部門)および3級を実施 |
|---|---|
| 平成12年 | 4級を新設。学校検定を開始 |
| 平成13年 | 2級(水圏生物部門)を新設 |
| 平成14年 | 1級を新設 |
| 平成15年 | 4級学校検定の年2回実施を開始 |
| 平成17年 | 「生物分類技能検定」を商標登録 |
| 平成18年 | 年間申込者数が3000名を突破 |
| 平成19年 | 全合格者数が5000名を突破 |
| 平成20年 | 2級登録者数がのべ1000名に達する |
| 平成21年 | 生物分類技能検定 開始から10年 |
| 平成22年 | 学校検定申込者数がのべ10000名に達する |
| 平成23年 | 1級登録者数がのべ500名を超える |
「生物分類技能検定」は、財団法人自然環境研究センターの登録商標(商標登録第4891195号)です。
財団法人自然環境研究センター 生物分類技能検定事務局
〒110-8676 東京都台東区下谷3-10-10
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