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一般財団法人 自然環境研究センター

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2023年3月-2023年5月のTOP画像

カラカネトンボ(福島県北塩原村)/ 撮影 : 兒玉尚也

カラカネトンボ(福島県北塩原村)/ 撮影 : 兒玉尚也

エメラルドのような複眼と唐金色の渋い光沢をまとった文字通りの“唐金蜻蛉”。高原や寒い地域の植生が豊かな池で、ホバリングを交えながら飛び回る姿が観察できます。

 

沖縄県栗間島/ 撮影 : 戸田光彦

沖縄県栗間島/ 撮影 : 戸田光彦

東京から宮古島を訪ねた際、飛行機の右側の窓から島々がよく見えました。宮古諸島北端の池間島から、伊良部島、下地島、栗間島の順に通過し、この栗間大橋を撮った数分後、宮古空港に着陸しました。

 

ヒメネズミ(神奈川県丹沢)/ 撮影 : 浅野真輝

ヒメネズミ(神奈川県丹沢)/ 撮影 : 浅野真輝

「野ネズミ」と総称される山林に生息するネズミの仲間で、森林生態系を支える重要な構成員です。日本に広く分布しますが意外と出会うのが難しい動物です。

 

小笠原母島/ 撮影 : 森英章

小笠原母島/ 撮影 : 森英章

深い谷筋に沿って夏空に映えるマルハチの行列。調査地への道中、毎年通っているのに、つい、毎度足を止めてしまう風景です。

 

ツユムシ幼虫(群馬県)/ 撮影 : 大野葉子

ツユムシ幼虫(群馬県)/ 撮影 : 大野葉子

夏の高原、まだやわらかな日差しの中、朝露の残るアジサイの上で、細い脚を大きく伸ばしてじっとしていました。漢字では「露虫」とあてることがあるそうです。

 

2023年6月-2023年8月のTOP画像

フタスジカタビロハナカミキリ(群馬県利根郡)/ 撮影 : 永野裕

フタスジカタビロハナカミキリ(群馬県利根郡)/ 撮影 : 永野裕

成虫はヤマシャクヤクの花粉や花弁を食べます。鮮やかな黄色と黒い斑紋はヤマシャクヤクの雄しべと雌しべにそっくりで、共に長い時を過ごしてきたと感じさせられます。

 

オオバヤシャブシ(千葉県鋸山)/ 撮影 : 小出可能

オオバヤシャブシ(千葉県鋸山)/ 撮影 : 小出可能

花がまだ少ない早春の貴重な存在です。ムクムクした黄緑色の雄花の房は存在感があり、焦げ茶色の丸っこい果実との対比が青空の下で結構目立ちます。

 

北岳山頂からの富士山/ 撮影 : 青木正成

北岳山頂からの富士山/ 撮影 : 青木正成

北岳山頂は標高3193m、日本第2位の高峰から日本一の富士山を撮影しました。雲が厚く、見えたのはほんの一瞬でした。風に流れる雲海が波のようだったことを覚えています。

 

キタノアカヒレタビラ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

キタノアカヒレタビラ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

東北地方日本海側の河川やため池に生息するタナゴの仲間です。本亜種を含むタビラは日本に5亜種が生息し、それぞれ分布地域は異なり、見た目や生態も微妙に違います。

 

鳥海山山頂にて(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

鳥海山山頂にて(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

山麓では既に桜も散った5月の連休中ですが、標高2200mを超える鳥海山の山頂では数日前に雪が降り、雲海上の別世界になっていました。

 

2022年12月-2023年2月のTOP画像

紀伊山地/ 撮影 : 永津雅人

紀伊山地/ 撮影 : 永津雅人

大台ヶ原や大杉谷を歩き、熊野三山参詣にたどった紀伊半島。大阪への飛行機の窓から、そんな深山幽谷と信仰の路を思い出す景色が見られるとは思いませんでした。

 

ホンドキツネ(山梨県小菅村)/ 撮影 : 浅野真輝

ホンドキツネ(山梨県小菅村)/ 撮影 : 浅野真輝

雪山での調査中、白湯を飲んで身体を温めていると、ふかふかの冬毛を携えたキツネが弾むように歩いてきました。こうした出会いがフィールドワークの醍醐味です。

 

ジョウビタキ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

ジョウビタキ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

冬、日本に飛来する冬鳥です。写真はメス。「ヒッヒッヒッ、カッカッ」と鳴きながら、お辞儀をするように頭を下げ、尾を「ピョコッ」と振る仕草が可愛らしい。

 

三原山とススキ草原(東京都伊豆大島)/ 撮影:浅野真輝

三原山とススキ草原(東京都伊豆大島)/ 撮影:浅野真輝

黒いスコリア(火山噴出物)とそこに力強く根を張る黄金のススキ、奥にそびえる活火山「三原山」。真っ黒な大地を踏み締めると、地球の鼓動が聞こえてきます。

 

マガン(宮城県登米市)/ 撮影 : 中島朋成

マガン(宮城県登米市)/ 撮影 : 中島朋成

日中、周辺の水田で採餌していたマガンが、夕暮れ、ねぐらである伊豆沼に一斉に戻ってきました。整然と隊列を組んで飛翔する群れが上空を覆う風景は圧巻です。

 

2022年9月-2022年11月のTOP画像

メグロ(小笠原諸島母島)/ 撮影 : 森英章

メグロ(小笠原諸島母島)/ 撮影 : 森英章

森の床に寝そべってガサゴソしていると、どこからともなく現れて。目の前までやって来て首をかしげる仕草に、毎度心を奪われずにいられない。君も隣で貝を調べるかい?

 

日光白根山頂にて/ 撮影 : 杉村尚

日光白根山頂にて/ 撮影 : 杉村尚

紅葉が終わった10 月の休日の日光白根山は冬支度の真っ最中。積雪前に最後の賑わいを見せていました。

 

ホトケドジョウ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

ホトケドジョウ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

東北から関西の水のきれいな水路やため池等に生息するドジョウの仲間です。地域によっては顕著な遺伝的分化が確認されていて、今後新種となる集団もあるかもしれません。

 

常念岳槍ヶ岳殺生付近より/ 撮影 : 近藤桃子

常念岳槍ヶ岳殺生付近より/ 撮影 : 近藤桃子

槍ヶ岳山頂に向かう途中、眼前に迫る槍の穂先にドキドキ興奮が高まるなか振り返って撮った1枚。朝日に照らされた山々の美しさに、しばし緊張が和らぎました。

 

アマミイシカワガエル(奄美大島)/ 撮影 : 髙久宏佑

アマミイシカワガエル(奄美大島)/ 撮影 : 髙久宏佑

奄美大島の固有特産種の特徴的なカエルです。沖縄島北部の集団と合わせて「イシカワガエル」とされていましたが、2011年に奄美大島の集団が新種記載され独立種となりました。

 

2022年6月-2022年8月のTOP画像

アオモンイトトンボ(福岡県)/ 撮影 : 髙久宏佑

アオモンイトトンボ(福岡県)/ 撮影 : 髙久宏佑

学生時代に水路で見つけたイトトンボの仲間です。日本にはよく似た種が複数いるようですが、確認場所と腹部第8、9 節目の青色斑からアオモンイトトンボと同定しました。

 

北岳/ 撮影 : 青木正成

北岳/ 撮影 : 青木正成

白根御池小屋から草すべりの急登を抜け、小太郎尾根に取り付いて一休み。北岳山頂がくっきりと見えました。

 

コガタノゲンゴロウ(福岡県)/ 撮影 : 髙久宏佑

コガタノゲンゴロウ(福岡県)/ 撮影 : 髙久宏佑

いわゆるナミゲンゴロウに見た目がよく似た小型のゲンゴロウです。地域によっては近年増えてきているようですが、全国的には滅多にお目にかかれない絶滅危惧種です。

 

オッカバケ岳よりオホーツク海を望む(北海道羅臼町)/ 撮影 : 中島朋成

オッカバケ岳よりオホーツク海を望む(北海道羅臼町)/ 撮影 : 中島朋成

シレトコスミレを求めて知床連山を北東方向へ縦走中の一コマ。雲海に覆われたオホーツク海と沈みゆく夕日を映してみました。

 

モリアオガエル(石川県)/ 撮影 : 戸田光彦

モリアオガエル(石川県)/ 撮影 : 戸田光彦

産卵・放精という大仕事をひかえたペア。メス(下の個体)はオスを背負って木に登り、その後3 時間ほどをかけて泡巣を作り産卵します。時には10mを超える高さまで登ることもあります。

 

2022年3月-2022年5月のTOP画像

シロモジ(えびの高原)/ 撮影 : 小出可能

シロモジ(えびの高原)/ 撮影 : 小出可能

ミヤマキリシマで有名な霧島山ですが、まだ少し季節が早く、えびの高原で満開のシロモジに出会いました。シロモジの葉は、先が3つに分かれた独特の形をしています。

 

コムクドリ(北海道加東郡音更町)/ 撮影 : 中島朋成

コムクドリ(北海道加東郡音更町)/ 撮影 : 中島朋成

留鳥のムクドリと違って、繁殖のために日本に渡ってくる夏鳥。また、雌雄で羽色が異なり、オス(左)は、白い顔に頬紅、青緑色で金属光沢のある翼とカラフルで美しい羽色をしています。

 

鳥海山千蛇谷から山頂を望む(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

鳥海山千蛇谷から山頂を望む(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

5月の連休の鳥海山はまだ数mの雪が残ります。五月晴れに恵まれたこの日は山頂手前の千蛇谷まで登り、日本海を見ながら滑降するスキー天国の日でした。

 

カタクリ(栃木県三毳山)/ 撮影 : 小出可能

カタクリ(栃木県三毳山)/ 撮影 : 小出可能

栃木県三毳山には「カタクリの園」と「カタクリの里」があり、全国有数のカタクリの群生地とされています。確かに見渡す限り満開のカタクリには圧倒されました。

 

ヒャン(徳之島)/ 撮影 : 戸田光彦

ヒャン(徳之島)/ 撮影 : 戸田光彦

コブラ科の美しい毒ヘビ。2021年の論文により、徳之島のものは沖縄島などに分布する同属のハイとは別種のヒャンとして整理されました。頸の背面中央の黒線がハイよりも細いことなどが特徴です。

 

 

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