野鳥識別士試験とは
趣旨
当財団では、自然環境分野で調査業務に従事するプロフェッショナルや、関連科目を学ぶ学生の方々、さらには生物多様性保全に関心を寄せる幅広い方々を対象に、人材育成事業として1999年より「生物分類技能検定」を実施し、これまでのべ6万人以上の生物分類と同定に関する知識・技能を検定してきました。
2020年代を迎えた現在、生物多様性の主流化に向けて様々な主体が行動する時代となり、生物の種を認識できる人材が、あらゆる分野で、これまで以上に必要とされています。
また、社会全体でも、生涯いつでも、自由に学習機会を選択し学ぶことができ,その成果が適切に評価される生涯学習社会の実現やリスキリング(働く人の学び直しや能力向上)の重要性が広く認識されるようになりました。
こうした背景をふまえ、25年間に渡る「生物分類技能検定」の運営で培ったノウハウを活用し、新たに「野鳥識別士試験」を実施し、正しい分類の知識の向上を図り、野鳥調査や保全を担う明日の人材を育てるとともに、動物分類学の発展やその普及に寄与しようとするものです。あわせて、生物技術者の育成を図ることにより、今後の自然環境調査の精度向上にも貢献したいと考えています。
運営機関
一般財団法人 自然環境研究センター
沿革
2025年 | 野鳥識別士試験を創設 |
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商標登録
「野鳥識別士」、「野鳥識別士試験」は、一般財団法人自然環境研究センターの登録商標です。
「野鳥識別士」(商標登録第6903384号)
「野鳥識別士試験」(商標登録第6903385号)
お問い合わせ
一般財団法人自然環境研究センター 検定事務局
〒130-8606 東京都墨田区江東橋3丁目3番7号
TEL:03-6659-6110(平日10時~17時) FAX:03-6659-6320
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